2009年12月5日土曜日

B③:起床〜開かれる扉

寝起きはとっても悪いほう。
頭がくらくらする。





ぼわーっとした頭でまた風呂をいれる。
スッキリした頭で音楽聞きたいからだ。



で、くだぐたしながら湯が満たされるのを待つ。



寝たことにより疲れはいくらかとれたようだった。


足のだるさは全部筋肉痛に変わっていた。



ある疲れは消滅して、ある疲れは痛みに変わる。




体は器用だな。




柔軟をする。

風呂入る前にやる方がすき。


入ったあとやると毛細血管ブチギレしちゃう気がする。






柔軟はまあまあ好きで、ちゃんと手順も決まってる。
本で読んだ知識やらを利用して考えたのだ。




しかし、ホテルは狭いのでちゃんとしたほぐしができない。




まぁしょうがないか。




そして風呂に入る。

さっさと入る。


いいきぶん。




寝起きってこともあり頭が狂っていた。


シャワーを振り回す。
当然便所も水浸し。
カーテンなんか効果なし。




1番大変だったのはトイレットペーパーが濡れたこと。

後々こまった。反省した。



風呂をでます。




頭をブゥウイーンと乾かします。



折角美容院でワックスもらったから、塗ることに。

今回は持参しました。整髪剤。



ぐりぐり塗る。




服を着る。




靴をはく。



部屋を出る。



ブルーノートへ出発です。







夜の表参道。
そんなに寒くない。


昼とは違って体も足も軽い。




ブルーノートのある通りは地味な通りなんだが、それがまた歩くには丁度いい。



ギラギラした光の道よかずっと落ち着く。





迷わず一直線に到着。


昼とは違い、夜のブルーノートのがかっこいい。






さすが夜の店。







入場。
ちょっとばかし緊張しながら入る。



思ったより中は狭い。
吃驚した。




とりあえず名前を言ってチケットをもらう。

円盤形のチケット。なんかいかす。




開場まで10分ぐらい。




もうすぐスタンリーが見れるなぁ。
すげぇなぁ。
俺よくここまできたよなぁ……


とかを考えてたら場内アナウンス。




指定席の人ご案内。




俺は階段を降りて会場に向かう。








階段を降りると、会場。



驚いた。
とても広い。
綺麗だし、なんか高級だ。


田舎者の俺としては異世界だった。

名古屋のそれとはまた別だ。



グレードが違う。



ま、名古屋ブルーノートもよかったけどね。





そんでチケットを出すと、店の人が席まで案内してくれた。





客1人1人を店員が案内するのだ。




むむむ、贅沢だな。





席に着く。

前の客の頭が邪魔でステージが全体が見えるわけじゃない。


それでも幸運なのは、ベースは完全に見える。



ローからハイまで全部。

スタンリーのプレイは全部見える。
右手も左手も。



レニーも頭を振れば全体が見える。




チックコリアの手元ちょっと見づらい。
それは残念だった。



でも兎に角スタンリーがバッチリ見える事実に感謝。
嬉しかった。



と、こんな感じで席チェックはおわり。








テーブルを見るとメニューが2冊ある。


ドリンクメニューとフードメニューである。



パラパラめくる。


食べ物はともかく、飲み物は全くわけわかめだった。



酒の種類が多すぎてね……



俺が唯一知ってるジンフィズがなかった。しょっく。



最初は酒はやめようと思ってた。頭クラクラで演奏聴くのはもったいないから。

だけど折角きたからなんか頼んでみたくなった。
1杯ぐらいなら大丈夫だろう、と。




ピナコラーダが気になった。
昔ピナコラーダがでてくる小説を読んだから。

でもそれより今日の限定カクテルのが気になった。
名前はFOREVER。
つまりRTFにちなんでるわけね。


そんでそこに3人のサインも印刷されてる。


おぉー、と思いコレにした。




あと空きっ腹にアルコール入れると胃袋から出血するから、なんか食べ物も頼むことに。




アルコールから胃袋を守るにはやはり油もの、揚げ物。



かの有名なスウィギンポテトをたのんだ。


ぐりぐりジャガイモ食べてみたかったし。






注文したらメニューさげられちゃうから暇。




辺りをキョロキョロ見る。
正に御上りさん。



ステージにはスタンリーのコンバスが横たわっている。


あれが、、鳴るんだ。
あれがずっと映像で見てきたコンバス…


と、リアル夢見心地。
心拍があがる。
正気の沙汰じゃない。




レニーのドラムセット。
シンプルだ。
たぶん珍しいものはついてない。


俺はシンプルなセットが好きだし、かっこいいと思う。



ピアノ……まさかピアノをあっちから持ってくるわけねぇよな。。
店のやつだよな……




そんな感じで楽器観賞会は終了。




俺の後ろの席はソファー席。


ちょっと値段が高い4人席。



ちらっとみると机の上はフルーツがいっぱい。



でっかいグラスに真っ赤ないちごがいっぱい。


パイナップルがずらっと切って並べられ。



ブドウだかなんだかの実がたくさんあった。




ワインもボトルで何本か乗ってた。






こいつら……金持ち星人か…。


まぁ、この店だったらそんなやついるよなー。






とか思ってたら店員が、ぬらっと現れてカクテルとポテト到着。



わーい、きたぞ。


きたのはいいんだけど…
ここで誤算にきづいた。


ポテトである。




ポテトの値段は800円。
そらまぁ高いけどさ、こういうとこって何でも高いじゃん。
山のビールは高い、みたいな。




問題なのは量である。
これは明らかに1人で食べる量ではなかった。
3〜4人で食べる量。


あぁ、食べきれっかな?
と、まじで不安。
僕は食物を残すのが嫌い。ジャガイモに失礼だ。




てなわけで、開演まで一心不乱にポテトを貪ったわけなんす。



同時にきたカクテルFOREVERはバーボンとオレンジを混ぜた、みたいなやつ。



見た目はとても綺麗。
オレンジの切り身が2枚入ってる。


氷が家庭的で庶民的な四角いやつじゃなくて、お洒落にも氷山みたいな形をしたやつだった。


ま、本物の氷山見たことないんだけどね…





見た目は素敵。
お味はいかに…。



飲んでみた。







うまかった。


アルコールもそんなに強くなく、ほんのりオレンジの味。




初めて酒が上手いと思った。





でも1杯1200円は高けぇだろっ!!!!


コーラが何リットル飲めるんじゃい!!!




と思わずにはいられなかったのも事実。








ポテトも酒も上手いからいい気分だった。




食ったり飲んだり食ったり飲んだり…。






演奏聞きながら飲み食いというのは俺ん中ではナンセンス。
音に集中したい。



なにより奏者たちに無礼な気がする。

一生懸命やってる向かい側で物食ったり飲んだりはできない、やりたくない。






ブルーノートは飲み食いしながら音楽聴くとこだから、別にマナー違反ではないが。





俺はなんかいや。

なので開演前に飲み食い完了しときたい。






そうこうしてると、酒がなくなった。


うまかったもんだからもう1杯飲もうかと思ったが、次は中枢神経がやられるかもしれんからやめ。


あくまで音楽メイン。




だからポテトと2人きり。



僕らは向き合う。
揚げられた芋の形をじっくり見てから食べた。




つまり再び一心不乱にポテトと格闘したわけさ。





キヨシローもここでやったんだよな。


とか

ちょっと前にはロンカーターもきてたのか。



とか


チコ&ザ ジプシーズって全員ステージ乗れたの?





とか考えてた。





今日1日を振り返ったりもした。
走馬灯ってこんな感じか。




あー、迷わずこれてよかったなー。と思った。








そんなどうでもいいことを考えてると、照明がゆっくりおちる。






ライブハウスで照明が消えるったらそりゃ何か起こるのさ。



拍手喝采、響き渡る歓声。



会場の後ろから客席を縫ってステージへ向かう影。

Return To Foreverの3人が現れたのだ!!





づづく

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