俺は我が侭に生きている。
腹が減ったら飯をたべ、のどが渇いたら水を飲み、眠たくなったら寝て、眠れないなら起きている。
まさに自由だ。
日本は平和だ。全国的に不況だっても、内戦がおこるわけでもない。
俺の家はどの家と比べてもいい環境にある。
親は俺たちがやりたいことへの投資を惜しまない。
生まれたときからでかい家がある。
団地から離れてるからどんなに騒いでも苦情はこない。
駅が近い。
店も近い。
郵便ポストも近い。
花とかも咲いてたり生えてたり。
虫がやたら出るのを除けばとてもいい家だ。
俺自身20まで生きました。
五体満足です、誰かは俺の名前を呼んでくれます。
俺は存在することに成功しています。
このまま楽しく幸せに死んでいくことはそう難しくはない。
でも、たまに思うんだけど、
たとえばチョコレートなんだけど。
ガーナとかでカカオ作ってる人たちは一生懸命やってんのに、安く買い叩かれ貧しい生活を送っている。
一方俺たちは安いチョコレートをたらふく食べて虫歯になっちゃってたりする。
フェアトレードとかあるけど、たぶん完璧にはうまくいってないだろう。
別に安いチョコ食ってるやつらが、悪いとか平和ボケとかはおもわないけど。
望んだわけじゃないけど俺たちは生まれたときからファーストクラス。
恵まれすぎている。
このまま甘い汁を吸い続けることは罪ではないんだよね。
でもどうにかなんないのかな、と思う。
俺はどちらかというと夢持ちで理想が高め。
世界が平和になって欲しいなぁ、と常々思う。
だったらなにすべきか。
なんてのはすぐにはでてこない。
でもどうにか決着をつけねば。
宮沢賢治は『全体の幸福がなければ個人の幸福はない』みたいなことを言ったみたい。
うん、まさに俺もそんな気分だ。
人生をかけて考えてるようじゃ遅い。
でも焦ってもしょうがない。
ふむ。俺はいったい何がしたいんだ?
エレファントカシマシ『桜の花、舞い上がる道を』を聞きながら、さようなら。

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